オリンピック 投擲のハンマー投げ・やり投げ・砲丸投げ・円盤投げに注目!
オリンピックで陸上競技といえば、メインスタジアムで繰り広げられる注目度の高い競技です。
その中でも100m走やマラソンなどはまさにオリンピックの花形で、世界中の注目が集まります。
これらはトラックを使用する走種目です。陸上競技には走種目以外に、トラック内側にあるフィールドを使用する種目もあります。飛ぶ高さや距離を競う跳躍種目とハンマーなどを投げて飛距離を競う投擲種目です。室伏広治選手の活躍により注目度が上がりましたが、日本においてはイマイチ地味な投擲種目。
一体どのようなものなのでしょうか?
一口に投擲種目といっても、ハンマー投げ、やり投げ、砲丸投げ、円盤投げの4競技があります。室伏兄妹で注目されたハンマー投げは男子は16ポンド、女子は8.82ポンドのハンマーをより遠くへ投げる競技です。やり投げは男子が800グラムで長さ約2.7m、女子が600グラムで長さ約2.3mのやりを投げてその距離を競います。そして、円盤投げと砲丸投げも規定の砲丸や円盤をより遠くへ投げて距離を競う競技です。
全ての投擲競技は円形のサークルを起点に、テクニックと力を駆使していかに遠くへ投げるか競う単純な競技ですが、投げるという誰でもできる簡単な動作を突き詰めて投げる距離を競います。
そして、投げた後すぐに飛距離が計測され、結果が表示されます。
投げるとき、多くの選手は競技場一面に轟くように大きく吠えます。
見る者を圧倒します。陸上競技場の真ん中で繰り広げられる飛距離を競う戦い、東京オリンピックでじっくり見てみてはいかがでしょうか。